2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2013年4月7日日曜日
13.6 残像表示の振り子時計
しつこく振り子ネタ。今回はLED8ヶを振り子といっしょに振動させ、そこにドットマトリクスを順に表示し、残像で文字を表示する振り子時計。
振り子の振幅を大きくできるよう、ガンギ車は使わない。振り子の駆動は、左右の振幅最大の位置でモーターを回転し、輪ゴムで振り子を引っ張る。位置の検出は2ヶのリードスイッチと振り子に着けた磁石で行う。回転を止める位置はモーターの軸に付けたカムのネジがメッキ線と接触して動作するスイッチで検出する。駆動用のPICの基板は腕時計のネジ巻き機で使ったもの。
フォントはネットから「見咲フォント」という8*8ドットのフォントを入手した。漢字のフォントもあり、全部はPICのメモリに入らないので、ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字・記号だけを抜き出し、もともとのフォントは横方向が1バイトになっているので、縦方向が1バイトになるように変換し、配列のソースファイルにしてPICのプログラム領域に配置した。サイズは3Kbyte弱。
フォントのサンプルはこんな感じ。
表示部はPIC18F2431を使い、基板を作成した。時計表示の他に、メッセージを表示できるようにしてある。4つのメッセージをEEPROMに保存してあり、スイッチで選ぶ。パソコンにつないだLEDリモコンから赤外線でメッセージを書きかえることもできる。
残像表示なので、慣れないと読めないし、明るいと読みにくい。孫のリー君にも見せたが、読みにくいためか興味を示さなかった。
駆動用のモーターのギヤボックスの音が大きいのも難点である。
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