2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2013年12月15日日曜日
13.12.15 往復して残像表示する車
以前振り子で残像表示したが、文字が円周上に並ぶのが気に入らないという話があり、文字が直線上に並ぶようにしてみた。
車を往復運動させる。駆動は久しぶりにレゴのモーターを使うことにした。駆動力を少しでも強くするため、電池は単4を3本使う。
以前は28ピンのPIC18F24K20を使ったが、念のために確認してみたところ、電源電圧は3.6Vまでしか使えないことが判明。古いタイプのPIC18F2431を使うことにした。
モータードライバーはLB1639とする。
一番小さいユニバーサル基板に組み込むことにする。電池3ヶとPICをそれぞれ別の基板に組み、重ねて使うことにした。
前後の車輪に1ヶずつモーターをつける。今回は直線運動だけなので、左右の車輪は同じ軸で駆動する。
これで往復運動をさせてみたが、タイヤのバランスなどが完全に左右対称でないためか、往復しているうちに方向が変わってしまうことが発覚。板の上に平行に棒を取り付け、レールを作った。車輪とレールの摩擦のために多少スピードが落ちるが、直線上を走ることを優先する。
往復運動のため反転するときは、無理やりモーターを逆回転させている。車の重心が高いと進行方向に転がってしまうことがあるので、できるだけ重心が低くなるよう、また前後の車軸の間隔を長くするようにした。
表示の位置を毎回同じにするため、レール上に磁石を置き、車の側部にリードスイッチをつけ、左から右に移動中にリードスイッチがオンになった時点で表示を開始する。折り返しの制御は、表示開始からの時間で行う。
これで文字は一直線に並んで表示できるようになった。ただし、車のスピードが遅いため、表示にかかる時間が長くなり、文字を読みづらくなったようなので、駆動用のギアの組み合わせをいくつか試してみた。結局40:16のギアで増速するのが一番具合が良かったのでこの設定にしてある。
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