2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2014年6月16日月曜日
14.06.16 静かに動く振子時計
以前、ガンギ車つきの振子時計を作ったが、ガンギ車のカチカチいう音と、駆動用のモーターの回り続ける音がけっこう大きかったので、静かに動く振子時計を作ってみた。電磁石で振子を駆動する仕組みを使い、1分毎にモーターで歯車を回し、長針と短針で時刻を表示する。
振子は残像表示時計で使った電磁石による駆動の仕組みを使う。今回は振子側に永久磁石を取り付け、台に電磁石と位置検出用のリードスイッチを取り付けた。駆動のタイミングを表示するため、振子にLEDを取り付けてある。
歯車と針はレゴのパーツで以前の振子時計と同じものを作る。長針と短針を同じ軸に取り付けるため、今回もものづくり仲間にレゴのパーツの加工をお願いした。
1分毎にモーターで歯車を駆動する。モーターはタミヤのミニモーターを使い、モーターの軸でレゴのプーリーの外周を直接駆動する。プーリーが1回転したことを検出するため、ボールペンから取ったスプリングとメッキ線を巻いたものでスイッチを作った。
操作はリモコンで行う。リモコン用の赤外線センサーの電源がmAのオーダーで流れることがわかったので、操作しない時は電源を切るためのピンを取り付けた。
PICの入力は赤外線センサ・リードスイッチ・モータースイッチの3本で出力は電磁石駆動・モーター駆動・LEDの3本なので、8ピンのPIC12F1822にぴったり収まった。
台は木製のものを作成した。接着剤は得意でないので、木ネジで固定してある。
振子にレゴの軸の錘をつけ、取り付ける位置で時間調整する。
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