ストロボの使い方のデモ用に回転数測定器を作ってみた。
回転部は以前作ったリモコン基板を使い、モーターを回す。回転数はボリュームで設定できる。
ストロボは4ケタの7SegLEDを使った温度計に白色LEDを取り付けてソフトを改造して作った。
奥側が回転部。マブチのモーターをトランジスタでPWM駆動する。CPUはいつものPIC12F1822。回転数はボリュームを回してSw1を押して設定する。モーターの軸にタミヤのプーリーをつけて目印の黒丸をつけてある。
手前側がストロボ。LEDは1Wの白色LED、CPUはPIC18F26K22。回転数の表示は4ケタの7SegLEDでRPM(1分間の回転数)で表示する。
スイッチが2ヶあり、右側のスイッチでストロボの周波数が増加、左側のスイッチで減少する。どちらも1回押しで増加、押し続けると連続増加、ダブルクリックすると右なら2倍、左なら半分になる。
測定を行うときは、まずモーターをスタートしてプーリーを回転させる。次にストロボを低めの周波数でスタートさせる。右側のスイッチを押し続けて周波数を上げていくと、プーリーの目印の見え方が変わってきて、1か所で止まって見えるようになる。これで、プーリーとストロボの同期が取れた。ただし、プーリーが1回転する間にストロボが1回光っているか、プーリーが2回転する間にストロボが1回光っているのかは分からない。ここで、右側のスイッチをダブルクリックしてみる。これでストロボの周波数が2倍になる。プーリーの目印が2か所見えるようになったら、ストロボがプーリーの2倍の周波数で光っているので、左側のスイッチをダブルクリックして周波数を半分にする。この時に表示されている値がプーリーの回転数(RPM)となる。