6月のものづくり教室の教材。前回のものはコインが入ったのを検出するだけだったが、今回は入ってきたコインの種類を判別できるようになった。飾りのうさぎは小二の孫が作ったものを使わせてもらった。
コインの判別は3つのスイッチと1ヶのフォトリフレクタで行う。3つのスイッチは高さがそれぞれ異なっていて、コインの大きさを3つに分類する。フォトリフレクタは赤外線を照らして、コインからの反射光を測定し、コインの穴と色を判別する。判別の流れは下の図のようになる。
スイッチ周りは下の図のようになっている。スイッチはボールペンから取り出したバネにメッキ線をはんだ付けして作った。高さを決めるストッパーは3D_Printerで作成。フォトリフレクタは最近よく使うロームのRPR220。
スイッチ周りの作成は生徒はかなり苦労していたが、ほとんどの生徒が完成できた。
基板は、別の仲間に協力してもらってプリント基板を作成した。CPUは20pinのPIC16F1508を使う。和音を鳴らす仕組みは、圧電ブザーの2本の端子に別々の周波数の信号を入れてみたところ、なんとか聴ける音が出ることが分かったので、この方法にした。ということで同時には2つの音しか鳴らない。
メロディーは生徒と仲間の分で22曲入力した。PICのメモリに入りきらなくなり、少しずつ切り詰めてなんとか納めた。