2012年9月22日土曜日

4.11 ポンポン船


ものづくり教室の教材用に仲間がポンポン船を試作し、作り方の説明書も用意してくれたので、今月末の教室に向け、自分も試作してみた。

主な材料はビールのアルミ缶と日本酒の紙パック。
アルミ缶を切って平らな板を作り、長方形に折り曲げてエポキシの接着剤で接着し、ストローを2本差し込んでこれも接着剤で接着し、エンジンを作る。
きれいに仕上げたかったが、はみ出した接着剤をふき取ることもできず、水漏れするよりはいいか、と開き直ってたっぷり接着剤をつけておいた。


船体は紙パックを開いて平らにし、型紙を貼りつけて外形を切り取り、折り目で曲げて形を作る。左右の横腹をホッチキスで止めて形を作り、ホットボンドで接着して水漏れがないようにする。
ホットボンドは初めて使ったが、これもきれいに付けるのが難しい。結局デコボコだらけの船になってしまった。


船体の底に穴を開け、エンジンのストローを差し込んでホットボンドで固定する。
これで完成。

エンジンに水を満たし、ローソクを置いて火をつけると、しばらくしてエンジンが始動し、ポンポンと元気な音を出しながら走り始める。

孫のリー君に見せたところ、「ヘエー」と言って面白そうに見ていた。



2012年9月13日木曜日

8.10 障害物を乗り越える車






前回作った尺取り虫のシャーシーにバイク用の大きな車輪を6ヶ取り付け、3ヶのモーターで駆動するようにした。
前後のシャーシーは上下に自由に回転するので、障害物を乗り越えながら進んでいく。



動かすための制御は何もなく、3つのモーターを同じ強さで動かすだけ。トルクが大きくなるよう、8歯車 -> 40歯車の減速を2段重ね、モーターの回転を1/25に減速している。
ホイールベースを長くしたり、重心を低くしたりしたかったが、ホイールベースを長くすると障害物がシャーシーをこするようになるので、尺取り虫と同じ長さにした。このため、モーターの間にPICの基板を置くことができず、モーターの上に置くしかない。少しでも重心が低くなるよう、通常は電池の基板とPICの基板を重ねて使っているが、2つに分けて実装することにした。これで前後の重量バランスも良くなる。







障害物は、500mlのペットボトルに水を入れたもの4本を輪ゴムでつないで階段を作った。もう一つはクッションを重ねたもの。

中央の車輪を駆動するモーターを後ろ側のシャーシーに取り付けてあるため、バックで障害物を乗り越えようとして、後ろの車輪が障害物に乗り上げ、中央の車輪が障害物にあたっているとき、中央のモーターの回転で後のシャーシーが持ち上げられ、後輪が浮いてしまうことがある。乗り越えるのは前進だけとした。

孫のリー君に見せたところ、ペットボトルを乗り越えるあたりで「これスゴーイ」と興味を示し、クッションの次にリー君が腹這いになり、リー君越えをやってみることになった。乗り越えるときには「くすぐったい」と言っていたが無事にリー君越えに成功し、着地もうまくいきみんな大喜び。