アンクルの爪の取り付け位置を狭めてある。
30秒で1周のものより少し微妙な調整が必要であったが、動き始めると安定して動いている。
長針と短針を動かす歯車をレゴの歯車で作ってみた。同じ軸にはできないので、長針と短針は別の軸になっている。一番下にガンギ車(秒針)があり、次に長針、一番上が短針となる。針は40歯の歯車に黒いピンをつけて目印にしてある。
ガンギ車から長針への歯車は、
8/24 * 8/16 * 8/16 * 8/40 = 1/60
長針から短針への歯車は、
8/16 * 8/16 * 8/24 * 24/24 = 1/12
最後の24/24の歯車は針の回転方向を合わせるため。
省電力化の対策をおこなった。PICのクロックはこれまで8MHzだったが、システムクロックを1KHzから100Hzに変更し、PICのクロックを1MHzにした。
ギヤボックスからガンギ車に動力を伝えるプーリーも見直しを行い、輪ゴムの滑りが少なくなるように、ギヤボックス側のプーリーを少し大きいものに変更した。
これで、単3のエネループ2ヶで連続運転したところ、丸5日間動いた。以前よりも5倍程度長持ちするようになったようである。電池を単1にすれば1ヶ月近く動く可能性がある。
これで振り子時計の基本部品の確認が出来たので、生徒が時計を作る実現方法を仲間といっしょに検討して行くことにする。