最初の試作で作ったボックスと最終版の試作のボックスを並べてステレオで聴けるようにした。アンプはPAM8012というDクラスアンプのモジュールを使うが、仲間がアンプの入力のフィルタが200Hzあたりから落ちていることを発見。小さなチップ部品にコンデンサを並列にはんだ付けして低音を強化した。
最初の試作は取り外せる前板以外はネジなしでボンドだけで組み立てたが、作業が難航することが判明し、最終版はネジを24本使うことにした。低音の強化に備え、左右の板の中央を棒で接続して振動を抑えるようにした。
アンプの入力のコンデンサは小さなチップ部品なので、追加するコンデンサの片足はアンプモジュールの入力ピンにはんだ付けし、反対側の足をチップコンデンサにはんだ付けした細い線に空中配線ではんだ付けした。細い線で空中配線しているので、となりとショートしたり切れたりする恐れがあり、そっと扱うようにしている。アンプの電源は電池だと面倒なので、USBから5Vを取り出すようにした。
材料費はスピーカーとボックスが1セットあたり1,000円くらいで、アンプはステレオで1,000円くらい、合計で3,000円程度であった
音量を大きめにすると低音もしっかり聴こえてくる。本格的なシステムとは重低音や高音など比較にならないが、BGM用としては音質・音量とも全く問題がなく、iPodやパソコンなどで好きなJazzを鳴らしている。
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