2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2011年3月26日土曜日
6.1 デフあり・なしの比較
ブログを見た友人から「市販のリモコンカーより凄いところがわからない」とか「動画を撮るときは三脚を使うべし」という指摘を受けたので、デフのあり・なしの違いを動画で見えるようにしてみた。
なお、今回の四輪車の最大のポイントはレゴのパーツだけでディファレンシャルギアを作ったことである。
まず、作者が2,000円程度で購入してあったデフなしの市販のラジコンカーのハンドルをいっぱいに切ったときの車輪の角度を測定して見たところ、およそ20度であった。一方、今回作成したデフ付きの車のハンドルをいっぱいに切り車輪の角度を測定したところ、およそ40度であった。
デフ付きの車なら40度までハンドルを切ってもスムーズに動くことは確認できているので、この車のデフを取り外し、左右の車輪を同じ軸で駆動するようにしたものを動かしてみた。まず手で動かしてみたところ、ハンドルを40度程度切った状態だと抵抗が非常に大きく、前輪はスリップすることもある。ハンドルを20度くらいにすると、抵抗は少なくなるがまだかなりの抵抗感を感じる。10度くらいでやっとほとんど抵抗を感じなくなった。
次にモーターで動かしてみたところ、40度だと前進できない、後退はできるが非常に遅い。20度でも前進できない。10度くらいにしてようやく前進できるようになったが直進に比べるとスピードはかなり遅い。
ディファレンシャルギアの効果は絶大である。
写真は上から、市販のラジコン車のハンドル角度測定、今回の四輪車のハンドル角度測定、差動ギア、駆動ギア、差動ギア+駆動ギア、実装状態のデフ、デフ付きの四輪車。
動画は上から、デフの動き、デフ付きの車の走行、デフなしの車を手で動かす、デフなしの車の走行、となっている。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿