2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2012年2月8日水曜日
4.4 ループアンテナ一体型ゲルマニウムラジオ
ものづくりの次のテーマでゲルマニウムラジオを作ることにしたので試作をしてみた。
構成は最もシンプルな、コイル・バリコン・ダイオード・イヤホンの4つとする。
回路図などはhttp://www.zea.jp/audio/ge3/ge3_01.htmなどで説明されている。
最初は、コイルは330μHのマイクロインダクタを使った。電灯線にアンテナ線を巻きつけて電灯線アンテナにし、アース端子を手で触ると、やっと1局(SBS,1404KHz)だけかすかに聞こえることが確認できた。
次に、コイルを自作してみようと思い、ガムテープの芯に0.32mmのエナメル線を60回巻いたものを作った。インダクタンスがどうなるかわからないので、10回ごとにタップを出してある。これで試してみたが、やはり電灯線アンテナをつけないと聞こえない。
もっと大きなものを作って見ることにして、100円ショップで適当なものを探し、A4サイズのケースを調達してきた。23cm*32.5cm程度の大きさ。ケーブルは太さ1mm程度のビニール線を使い、27回巻いた。9回ずつタップを出してある。
これで試してみたところ、家の2階のベランダに出てアース端子に1.5mくらいのビニール線をつけると、アンテナをつけなくてもSBSが聞こえることが確認できた。
これでいくことにして、ラジオ本体をコイルのケースにネジで取り付けておいた。
写真は上から、コイルとラジオの全体、ラジオ本体、ケースにコイルを巻いた様子、コイルとラジオ本体の接続、コイルの比較、イヤホンとアース線をつけた様子。
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