2012年2月8日水曜日

4.4 ループアンテナ一体型ゲルマニウムラジオ







ものづくりの次のテーマでゲルマニウムラジオを作ることにしたので試作をしてみた。
構成は最もシンプルな、コイル・バリコン・ダイオード・イヤホンの4つとする。
回路図などはhttp://www.zea.jp/audio/ge3/ge3_01.htmなどで説明されている。

最初は、コイルは330μHのマイクロインダクタを使った。電灯線にアンテナ線を巻きつけて電灯線アンテナにし、アース端子を手で触ると、やっと1局(SBS,1404KHz)だけかすかに聞こえることが確認できた。

次に、コイルを自作してみようと思い、ガムテープの芯に0.32mmのエナメル線を60回巻いたものを作った。インダクタンスがどうなるかわからないので、10回ごとにタップを出してある。これで試してみたが、やはり電灯線アンテナをつけないと聞こえない。

もっと大きなものを作って見ることにして、100円ショップで適当なものを探し、A4サイズのケースを調達してきた。23cm*32.5cm程度の大きさ。ケーブルは太さ1mm程度のビニール線を使い、27回巻いた。9回ずつタップを出してある。
これで試してみたところ、家の2階のベランダに出てアース端子に1.5mくらいのビニール線をつけると、アンテナをつけなくてもSBSが聞こえることが確認できた。
これでいくことにして、ラジオ本体をコイルのケースにネジで取り付けておいた。

写真は上から、コイルとラジオの全体、ラジオ本体、ケースにコイルを巻いた様子、コイルとラジオ本体の接続、コイルの比較、イヤホンとアース線をつけた様子。

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