2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2012年4月23日月曜日
8.7 ダンプカー
久しぶりにレゴのおもちゃに戻ってきた。今回は働く車シリーズでダンプカー。
前後の移動、ハンドルの左右の動き、荷台の上下、をリモコンで動かす。
荷台を持ち上げるメカは、油圧や空気圧のシリンダーは持っていないので、三角形の形を変えて高さを変える仕組みを作った。駆動は三角形の頂点部分をひもで引っ張って水平に動かす。もう1つの頂点部分は車体後部に固定されているので、3つ目の頂点の高さが変化することになる。
荷台を持ち上げたところと、一番下に下がったところでモーターを止めるため、ひもで引っ張っている頂点部分の最前部と最後部の位置を検出するスイッチを作った。例によってレゴのパーツにメッキ線を巻きつけたもの。
荷台の後部が車体後部の軸で回転するようにしてある。荷台が上がると荷台の後面が回転して開くメカを作りたかったが、さすがに難しくあきらめた。荷物ができるだけスムーズに落ちるよう、荷台内部はボッチのないパーツを使い、後部は斜面にして、斜面上部のボッチは削ってある。荷物はショベルカーの時と同じくBB弾を使う。
後輪はダンプカーらしく2軸にしたが、4つ揃ったタイヤがバルーンタイヤしかなく、雰囲気が違ってしまったのが残念。今回はディファレンシャルギアは使わず、左右の後輪をそれぞれ別のモーターで駆動するようにした。前方の軸を駆動し、後方の軸の車輪は左右それぞれ自由に回転するようにしてある。後輪を2軸にしたためか、ハンドルを大きく切るとやや動きにくくなる。
ハンドルは以前作った4輪車と同じ仕組みで、平行四辺形の形を変えて車輪の角度を変化させる。駆動する歯車にフォトインタラプタをつけて、動いた歯数をカウントし、ハンドルの位置を直進、右いっぱい、左いっぱいの位置に設定できる。
今回はリモコンで動かしているが、次は自動運転をやってみる予定。
写真は上から、左側面、右側面、荷台を上げた状態、ハンドル操作の歯車にフォトインタラプタがついているところ、車輪部分、荷台のスイッチ、の6枚。
動画は2つあり、最初のものが動作の説明で次は荷物を降ろすデモ。
2012年4月3日火曜日
4.9 行燈風のランプケース
ランプを入れる行燈風のケースを作った。ものづくりの教室で子供にも作ってもらうことになっている。
材料は木材。
まず周囲の板4枚と天板1枚をノコで切って作成する。また、接着に使う角材も指定の寸法に切断しておく。天板と土台には念のために空気抜きの穴を開けておいた。
次に、周囲の板4枚に窓の形を書く。絵は得意でないので、幾何学模様とし、丸い太陽、三日月、5角形と6角形の星、に決めた。コンパスと分度器と定規で板に書く。
書いたら糸ノコでざっと切り取り、ヤスリとサンドペーパーで仕上げる。
最近の糸ノコは刃がらせん状についていて、どの方向にでも切れるので、切る方向の調整がやりやすい。
次は周囲の板4枚を角材を使って接着する。あとは土台と天板に周囲の板が収まる位置に角材を接着する。土台にランプを木ネジで取り付け、土台の裏にコム足をつける。
最後に明かり窓に裏から習字の紙を貼って完成。
久しぶりにノコやヤスリを使ったが、まずまずの出来栄えとなった。
ヤスリやサンドペーパーの扱いが雑だったところがあり、何箇所か欠けたところがあるのが残念。
ランプは電球が窓の中央の高さになるよう、スペーサーを入れて調整した。
明かりをつけてみると、紙を通して見るせいか、明るさがチラチラする感じが良く分かるようになった。
リー君に見せたところ、「スゴーイ」と大喜び。お父さんが迎えに来た時に見せようとすると、自分で明かりを付けて「太陽と星と月ともう一つ星だよ」と説明してくれた。
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