先日机を整理していたら、古い自動巻きの腕時計が出てきた。振ってみたところ、普通に動く。最近は腕時計はほとんど使うことがないが、せっかく動いているので、腕に付けなくてもネジが巻けるよう、ネジ巻き機を作ることにした。
モーターはタミヤのミニモーター低速ギヤボックスを使うことにした。小形のモーターで消費電力も少なさそうである。
腕時計を取り付ける部分は、いくつか検討した結果、タミヤの大きめの車輪のホイール部分に包装用のプチプチを巻きつけたものとした。
このホイールはレゴの軸に取り付けるようにしてあったので、タミヤのギヤボックスの出力軸にレゴの歯車を取り付け、これで駆動するようにした。
コントロール部は、これまでに作ったものを流用しても良かったが、せっかくなので新規に作ることにした。8ピンのPIC12F1822とモータードライバーは同じく8ピンのLB1639を使う。PICの消費電力が少なくなるよう、クロックは一番遅い31.25KHzで使う。
制御は、60秒サイクルでモーターをオン・オフすることにし、現在は45秒回して15秒休む設定にしてある。モーターの回転速度はPWMで制御している。
実際に動かしてみると、ギヤボックスの音が大きくかなり気になる。夜中に寝ているときに動かすようにしている。小形のモーターとはいえ、ほとんど回りっぱなしに近いので、電池の消耗も速く、24時間回すと単3のエネループ2本を使いきってしまう。
石油発動機で争っているように超低速回転を目指さなきゃいかんですね。
返信削除時計の秒針モーター1rpmくらいでいいのでは?