2010年3月末で仕事が終わりになり時間ができたので、3才の孫(男の子)が遊べるおもちゃを作ることにした。動くものに限ると思いあれこれ検討した結果、以前息子用に買ってあったレゴのマインドストームを使うことに決めた。制御は自作することにしてネットでCPUの調査を行い、昔ながらのDIPのパッケージが自作向きなのでPICを使うことにした。 いくつかおもちゃを作成し、自分用のメモを作っておくことにしたがついでなのでブログを作成して公開することにした。 写真と動画を見て笑っていただきたい。 なお、1ページで表示できなくなってきたので、以前のものを見る場合は、このページの最後の「前の投稿」をクリックしてください。
2013年7月23日火曜日
13.07.23 エネループ放電器
今回は実用品。エネループもたまには完全に放電させた方が良いという話を聞いたので、放電器を作った。
動画はこちら
ものづくり教室で使ったリモコンの基板を使う。トランジスタは1つしかつかないし、頻繁に使うものでもないので、一度に放電する電池は1ヶだけとする。単三用と単四用の電池ホルダーを用意した。定電流回路は使わず、抵抗負荷でトランジスタでオンオフする。
PICで電池の電圧を測定し、0.90Vになるまで放電を続ける。放電中はLEDがブリンクする。ブリンクの回数は電池の電圧で変わり、1.26V以上なら4回、1.12V以上なら3回、1.00V以上なら2回、0.90V以上なら1回。0.90V以下になると、放電を停止し、LEDも消える。
2013年7月18日木曜日
13.07.18 ブラシレスモーターと永久ごま
水平回転するブラシレスモーターを作った。同じ仕組みで永久ごまもできた。
以前作った時は手抜きをしてソレノイドを買ってきて使ったが、ソレノイドの磁界は棒磁石の磁界とは違っていることに気がついたので、今回は手作りで電磁石を作成した。
M3の長さ20mmのビスに巻きやすいようにナットと平ワッシャを両端に付け、太さ0.2mmのポリプロピレン線を巻きつける。巻きつける回数や長さはきちんと測定するのは面倒なので、だいたい平ワッシャの直径と同じくらいの太さになるまで巻きつけた。これを2ヶ作ったところ、20mあった線が残り2m程度になったので、だいたい9mずつ巻いたことになる。
ローター側は、ものづくり仲間からもらった強力ネオジウム磁石を4ヶレゴのパーツに取り付け、軸をつけてある。軸受けは扱いやすいよう、上から差し込むだけにしてある。
ローターの磁石の位置を検出するために、リードスイッチを使う。2つの電磁石を180度の位置に置いてあるので、その中間の90度の位置にリードスイッチを置く。
電磁石を制御する基板はリモコン用に作ったものを使うので、電流の方向は一方向だけしか流せない。実験してみたところ、ローターと電磁石が引きあうよりも反発するほうが回りやすいことがわかったので、ローターの磁石と同じ方向の磁界が出来る方向に電流を流している。
リードスイッチがオンになってから電磁石に電流を流し始めるまでの時間と、電流を流す時間は、基板上のボリュームと2つのスイッチで設定できるようにしてある。
ブラシレスモーターの軸受けを取り外し、代わりに100円ショップで買ってきた盃を置き、その上でローターを回すと、モーターと同じように回り始め、いつまでも回り続け、永久ごまになる。
どちらもけっこうよく回る。
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