凝り性の山仲間から、「バッテリーチェッカーは10Ωの負荷で電池の電圧を図るべき」という意見が出てきた。なるほどそういうものかと思い、なるべく簡単に使えるバッテリーチェッカーを作ってみた。
電圧表示は以下のようにする。(◇:点灯、◆:消灯、B:ブリンク)
電圧 Led0 Led1 Led2 Led3
1.5 - ◆ ◆ ◆ ◇
1.4 - 1.5 ◆ ◆ ◇ ◇
1.3 - 1.4 ◆ ◆ ◇ ◆
1.2 - 1.3 ◆ ◇ ◇ ◆
1.1 - 1.2 ◆ ◇ ◆ ◆
1.0 - 1.1 ◇ ◇ ◆ ◆
0.9 - 1.0 ◇ ◆ ◆ ◆
- 0.9 B ◆ ◆ ◆
負荷抵抗は、いくつか切り替えできるよう、ピンに差し込むようにした。とりあえず、10Ω、100Ωを用意した。元気な電池なら10Ω負荷でも1.5V以上の表示になるが、くたびれた電池だと0.9V以下になる。こういう電池でも負荷抵抗を100Ωに変更すると、1V以上になることもある。10Ω負荷で0.9V以下ならモーターを回すのには使えない、100Ω負荷で0.9V以下なら捨てる、という基準にする。
電圧測定は、PICの10bitsのADコンバータで行う。ADのプラス側の基準電圧を2048mvの内部基準電圧にする。これで電池の電圧をAD変換した値がAdBatとすると、電圧VBatは、VBat = 2*AdBatと簡単な計算で求めることができる。大きさの違う電池の電圧測定ができるよう、測定用のリード線を出しておくことにした。赤い線を電池のプラス側、黒い線を電池のマイナス側に押し当てて測定を行う。
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