2020年7月1日水曜日

20.7.1 RGB温度計


以前作った3色表示の温度計を教材用にまとめたもの。特徴は、①3色の光で温度を表示する、②目盛りがないので遠くからでも温度がわかる、③自分で光るので暗くても温度がわかる、④使いかけの電池でも動き、きれいに使い切って捨てることができる。


作りやすいようにプリント基板を作成した。部品を基板にはんだ付けすれば、すぐに動くようになる。生徒にはLEDの光の拡散方法とケース作りを考えてもらう。
光の拡散は、サンプルとして、拡散カバーを取り付けただけのもの、ストローの内側をサンドペーパーでこすったものをかぶせて煙突のように光らせるものを用意した。
ケースのサンプルは、黒い画用紙で囲っただけのもの、プラダンで作った箱形のケースを用意した。


温度の表示方法は、①麻雀方式、②バイナリ方式、③モールス方式、の3種類。
①麻雀方式は、4拍1小節で0~39度を表示する。1拍めで10の位、2,3拍めで1の位を表示し、4拍めは休み。


②バイナリ方式は4拍3小節の4ビットバイナリで0.0~99.9度を表示する。1小節め(赤)が10の位、2小節め(緑)が1の位、3小節め(青)が少数の位。


③モールス方式は5拍3小節のモールス信号で0.0~99.9度を表示する。1小節め(赤)が10の位、2小節め(緑)が1の位、3小節め(青)が少数の位。


今回使ったセンサーは測定温度のオフセットが大きいので、オフセットをキャンセルするためにキャリブレーションをやることにした。
以前使った、温度・湿度・気圧を測定できるセンサーの精度がまずまずだったので、このセンサーと振り子測りの基板で温度計を作成した。この温度計とRGB温度計をケーブルでつなぎ、スイッチをダブルクリックすると正確な温度の値がRGB温度計に伝わり、温度のオフセットを記録して調整する。


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