2011年4月24日日曜日

4.2 キッチンタイマーの追加機能



キッチンタイマーのシステムを使ってメトロノームとテスターの2つのツールを作成したので、これも紹介しておくことにした。

☆メトロノーム
昨年末にちょっときつい山歩きをしたら、足がかなり痛くなってしまった。体力作りが必要と思い、家の階段を上り下りすることにし、同じペースで一定回数だけ上り下りできるよう、メトロノームを作成した。
テンポと長さを設定できる。テンポは普通のメトロノームと同じように1分間の4分音符の数で設定し、長さはコーラス数で設定する。1コーラスは32小節としてある。

コーラスと小節を3桁の数字で表示する。コーラスは2桁必要で、小節には1桁しか使えないため、実際の小節数の4分の1の値を表示している。
1拍ずつ「キッコッコッコッ」と音が鳴り、4小節毎に「キッコッコッコ-ッ」と4拍目が長くなるようにして、区切りがわかるようにしてある。

操作
電源投入時、右のスイッチを押しながら電源を入れる、これでメトロノームになる。
右のスイッチを2回連続押しするとテンポの値が表示され、3回連続押しするとコーラス数が表示される。左のスイッチを押すと値が増加し、まん中のスイッチを押すと値が減少する。右のスイッチを1回押すと、動作がスタート・ストップする。

これでテンポ93で12コーラス、48往復の階段昇降を毎日続けているが、効果は絶大である。先日7時間くらいアップダウンのきつい山道を歩き続けたが、長い登りでも休まずに登れるし、翌日足も痛くならなかった。

☆テスター
おもちゃを作るようになって、単3・単4の電池がたくさんたまってきた。捨てるものと使えるものを区別するために、電圧を測定できるようにした。電池の電圧をそのままPICのAD変換器に入力する。測定値は「1.50」のように3桁で表示される。
また、抵抗のカラーコードが3桁のものと4桁のものがあって紛らわしいので、抵抗も測定できるようにした。正確に測定しようとするとレンジを切り替える必要があるが、オーダーが分かればよいことにし、レンジ切り替えは行わない。電源とグラウンドの間に測定対象の抵抗と10KΩの抵抗を直列に接続し、中点の電圧をAD変換し、抵抗値を計算する。
測定値は「470.」「47.0」「4.70」「470」のように表示される。

操作
電源投入時、左のスイッチを押しながら電源を入れる、これでテスターになる。
電圧を測定する場合は、電池を端子に接続し左のボタンを押す。抵抗を測定する場合は、抵抗を接続し右のスイッチを押す。

☆写真
1番目はメトロノームの写真で2番目がテスターで電池の電圧を測定する写真。
3番目はメトロノームの動画で、最後はテスターの動画。

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